インスタグラムのフォロワーは増えているのに、LINE登録が増えない。
その原因は、あなたのサービスに興味がある人を集められていないから。
この記事では、質の高い見込み客だけを集める「インスタ投稿×LINE誘導」のテクニックをお伝えします。
売り込まずに申し込まれる、集客導線を一緒に作っていきましょう!
フォロワーは増えるのにLINE登録されない人の共通点

頑張って投稿を続けているのに、LINE登録が増えないと不安になりますよね。
実はそれ、集めたい人を集められていないだけかもしれません。
ここでは、そんな状態に陥ってしまう共通点を見ていきましょう。
「誰でもいい」集客になっている
結論から言うと、フォロワーが増えてもLINE登録につながらない原因は、誰でもいいからフォロワーが増えればいいというスタンスで発信していることが多いです。
例えば、
- 映える投稿ばかりに力を入れている
- フォロワーを増やすことが目的になっている
- どんな人に届けたいかが明確じゃない
これでは、あなたの商品やサービスに本当に興味がある人には刺さらず、なんとなくフォローして終わり…となってしまいます。
集めたいのは、あなたの商品に価値を感じてくれる「濃い見込み客」。
そのためには、フォロワーの「数」よりも、どんな人に届けたいのか?を明確にすることが大切です。
濃い見込み客を集めるメリット
あなたの商品やサービスに興味を持っている濃い見込み客が集まると、フォロワー数が少なくても、LINE登録率やその後の成約率が大きく変わってきます。
例えば、
- LINEに登録してくれる人が、そもそも悩みを抱えているので提案がスムーズ
- 無理に売り込まなくても、「もっと教えてほしい」と向こうから反応がくる
- 個別相談や商品の提案をしても反応が良く、成約につながりやすい
この状態になれば、フォロワー数を追いかけたり、毎回必死に売り込んだりしなくても、自然とビジネスが回る仕組みができていきます。
つまり、「フォロワーを増やすこと」を目的とするのではなく、濃い見込み客を集めて関係を深めることが、あなたのビジネスにとって効率的なんです。
インスタからLINEに「濃い見込み客」を集める3ステップ

「濃い見込み客だけを集めたい」と思っていても、導線が整っていなければLINE登録はなかなか増えません。
ここでは、インスタ投稿からLINE登録まで、濃い見込み客を集めるための3つのステップを紹介します。
ステップ1:信頼を積み重ねるインスタ投稿の考え方
「LINEの登録はプロフィールから」
「お問合せはLINEから」
と呼びかけたところで、信頼関係ができていない段階では、フォロワーはなかなか行動してくれません。
まずは、
- 自分の価値観や想いを伝える投稿
- 読者の悩みに共感する発信
- 小さな成果やストーリーをシェア
といった発信を積み重ねることで、フォロワーは「この人の話なら聞きたい」と思うようになります。
信頼が育つことで、LINE登録のハードルがぐっと下がるのです。
ステップ2:LINE登録したくなるLPの悩み訴求法
インスタ投稿で信頼を積み重ねたら、次はLINE登録ページ(LP)でしっかり読者の心を動かしましょう。
LP無しで、
「LINE登録はこちら」
「プレゼントはLINEで」
とだけ書いている人も多いですが、LPで読者が抱えている悩みや不安を言語化してあげることで、LINE登録率は上がります。
例えば、
- 「インスタ投稿を頑張っているのに、LINE登録が増えない」
- 「売り込みは苦手だけど、もっと集客したい」
といった具体的な悩みを先回りして示すことで、「これ、自分のことだ!」と共感が生まれ、自然と行動したくなります。
さらに、その悩みを解決するために、LINE登録することで何が得られるのか?をシンプルに伝えることで、読者の背中を押すことができます。
例えば、
- LINEではインスタ集客のコツをお伝えします
- 毎週、〇〇のレシピを配布中
- LINEを読むと〇〇ができるようになります
みたいな感じですね。
ここで大事なのは、難しい言葉や専門用語を使わないこと。
「悩み→解決策→行動」この流れがスッと頭に入る設計が、LINE登録につながるポイントです。
ステップ3:登録率が上がるプレゼント設計のコツ
最後は、LINE登録する理由を作るための「プレゼント設計」です。
ここがしっかりできていると、登録率がぐんと上がります。
プレゼント(リードマグネットと言います)は、「登録してくれた人だけが受け取れる特典」のこと。
読者にとって、「登録するだけの価値がある」と思ってもらえる内容が重要です。
よくある失敗が、
- とりあえず無料相談
- 誰でも知っている一般的なノウハウ
これだと他と差別化できず、読者もピンときません。
効果的なのは、
- 今すぐ使えるテンプレート
- 自分の状況を振り返れるチェックリスト
- 小さな成功体験が得られる簡単なステップ解説
といった、読者が行動に移せるプレゼント。
学びや気付きを得られるプレゼントは、価値を感じてもらいやすいです。
プレゼントのポイントは、
- 「これならできそう!」と思ってもらえる内容にすること
- あなたの商品やサービスにつながる課題解決の一歩目になっていること
この2つを満たしていると、その後の流れもスムーズになります。
LINE登録してもらった後に、そのプレゼントを活用してもらいながら信頼を深めていく、そんな導線が作れるのがプレゼント設計の最大の強みです。
薄いフォロワーを「濃い見込み客」に育てる5つの考え方

フォロワーを濃い見込み客に育てていくためには、投稿の内容を、読者の心の動き(カスタマージャーニー)に合わせることが大切です。
カスタマージャーニーとは、お客さんがあなたを知ってから、商品やサービスを申し込むまでの心の流れのこと。
具体的には、
- 認知(あなたの存在を知る)
- 興味(もっと知りたいと思う)
- 検討(本当に自分に合うか考える)
- 行動(申し込みやLINE登録)
この流れに沿って投稿を作ることで、自然に興味が深まり、LINE登録→ファン化へと進んでいきます。
ここからは、この流れを意識した投稿の種類を5つ紹介します👇
【認知】共感と信頼を積み重ねる投稿
最初のステージは、あなたの存在を知ってもらう「認知」の段階。
「ここではフォロワーに、「この人、なんだか気になる」と思ってもらうことが目的です。
この段階のフォロワーは、あなたのことを知りません。
そのため、ただ単に役立つ情報を投稿するのではなく、まずは共感を得ることがポイント。
共感が生まれることで、フォロワーはあなたの投稿を読み進め、少しずつ信頼を感じ始めます。
潜在的な悩みにフォーカスする
ここでの投稿は、フォロワーの「潜在的な悩み」にフォーカスします。
つまり、まだ言葉にできていないけれど、
「なんとなくモヤモヤしている」
「うまくいかない理由がわからない」
といった、心の奥にある不安や違和感に寄り添う内容です。
具体的には、
- SNS投稿を頑張っているのに、反応が薄いと感じることありませんか?
- 「満席です」と発信している他の先生を見ると焦りませんか?
- 〇〇ができるようになる便利グッズまとめ
といった、「あるある」を投稿に入れることでフォロワーは「あ、それ私かも」と気づき、あなたの投稿に興味を持つきっかけになります。
悩みに寄り添い、共感し、信頼の土台を作ることが大切です。
【興味】課題に気づかせる投稿
「認知」で共感と信頼を積み重ねたあとは、「興味」を引き出していきます。
この段階では、フォロワーに自分の課題や悩みに気づいてもらうことが大切です。
悩みがまだハッキリしていないフォロワーに、「私にはこんな課題があるんだ」と気づいてもらえれば、
その先のアクション(LINE登録)につながりやすくなります。
例えば、
- ダイエットに失敗する人の特徴5選
- 集客が上手く行かない理由
- 3ヶ月で〇〇から△△になる手順
といった感じで、課題の原因を特定して「あなたが今なぜうまくいっていないのか?」をフォロワーに気づかせる発信をします。
フォロワー自身が、
「確かにそうかも!」
「これ、私に当てはまるかも…」
と、自分ごととして受け止めることで、自然とあなたへの興味が深まり「もっと知りたい」という気持ちが生まれます。
この「もっと知りたい」が、LINE登録への強い動機になるのです。
【検討】プレゼントの魅力を伝える投稿
フォロワーが自分の課題に気づき、「もっと知りたい」と思った段階が検討フェーズです。
このタイミングでは、フォロワーが「この人のLINEに登録する価値があるか?」を考えています。
だからこそ、プレゼント(リードマグネット)の魅力をしっかり伝え、登録する理由を明確にしてあげましょう。
ここでは、課題を解決するための1歩が「プレゼント」だということを伝えます。
たとえば、
- LINE登録が増えない原因を見つけるチェックリスト
- 予約が入るプロフィール文テンプレート
- ダイエットが続かない人のための習慣化3ステップ動画
- 初回体験からリピートにつなげる声かけ例文集
このように、今すぐ行動できる小さな変化を促すものが効果的です。
フォロワーにとって、
「これならすぐに試せそう」
「今の悩みが少し解決できそう」
と思えるものほど「まずはLINE登録してみようかな」という行動につながります。
ポイントは、
- プレゼントの内容を具体的に伝える
- 得られる未来(変化)を描く
この2つを意識すること。
「今の悩みを解決するヒントが手に入る」と感じてもらえれば、登録へのハードルはぐっと下がります。
【行動】LP・LINE登録へ自然につなげる誘導文
最後の一押しは、LINE登録への誘導です。
ただし、強引に「登録してください!」と押しすぎると、せっかく築いた信頼が崩れてしまいかねません。
そこで効果的なのが、フォロワーが求めている情報の「続きを渡す」スタンスです。
投稿の最後で、以下のように締めれば自然に誘導できます。
今日は、SNSで反応が上がる投稿パターンを紹介しましたが、
実際に反応が取れたテンプレート集はLINE登録者限定でお渡ししています。
すぐに使える形でまとめていますので、プロフィールのリンクから受け取って下さい。
このように、フォロワーが興味を持った内容を「もっと知りたいならLINEで受け取れる」という形にすると、無理なく自然に行動へとつなげられます。
強く売り込まず、「あなたにとって役立つ情報がありますよ」というスタンスを意識しましょう。
【一貫性チェック】
投稿→LINE誘導までの整合性を保つポイント
最後に大切なのが、投稿からLINE誘導までの一貫性です。
どれだけいい投稿をしても、誘導先の内容がズレていたら、フォロワーは「なんだか違うな…」と感じ、登録につながりません。
だからこそ、投稿の内容・伝えたいメッセージ・プレゼントの内容が、すべて同じ軸でつながっていることが重要です。
- 投稿で伝えた悩みと、LINE登録後のプレゼント内容が一致しているか?
例:投稿で「LINE登録が増えない悩み」を掘り下げたなら、プレゼントも「LINE登録を増やすチェックリスト」にする。 - 投稿のトーンと、LINE内でのメッセージが違和感なく続いているか?
例:インスタ投稿では親しみやすい口調なのに、LINEでは堅すぎる…などのギャップをなくす。 - 投稿で感じた期待が、登録後のコンテンツでちゃんと満たされているか?
「期待して登録したけど、中身が薄かった…」は一番避けたいパターン。
この一貫性を意識するだけで、登録率や信頼感はグンとアップします。
特に、
「この人なら信頼できそう」
「もっと知りたい」
と思わせた流れを、LINEの中でもしっかり続けることが、濃い見込み客をファン化する第一歩です。
LINE登録後の関係性を深める設計図

LINEに登録してもらったらそれで終わり、ではありません。
ここからが、濃い見込み客をファンに育てていく本番です。
登録直後の対応や配信内容次第で、その後の関係性や成約率が大きく変わってきます。
ここでは、LINE登録後の関係性を深めるための設計図をお伝えします
濃い見込み客だからこそ大切な最初の配信内容
LINEに登録してくれた人は、すでにあなたの投稿に共感し、「もっと知りたい」と期待してくれている濃い見込み客です。
だからこそ最初の配信内容で期待を裏切らず、さらに信頼を深めることが大切になります。
そのため、LINE登録直後に以下の3つのポイントを含んだメッセージを送ります。
- 登録してくれたお礼と、これから届ける内容の案内
「登録ありがとうございます!今後は〇〇について、役立つ情報をお届けしますね」 - プレゼントの受け取り方法と、すぐに活用できるヒント
「まずは、登録特典のチェックリストをこちらから受け取ってください。今日から1つでも実践してみてくださいね!」 - 簡単な自己紹介(実績紹介)
「〇〇した経験(実績)をもとに、△△な人をサポートしたいと思って活動しています」
この3つを丁寧に伝えることで、「登録してよかった」「この人のLINEなら楽しみに読めそう」と思ってもらえます。
特に、お礼とプレゼントの案内は必ずセットで。
そして、実績をサラッと伝えて、「教える立場」(あなた)と「教わる立場」(フォロワー)のポジションを明確にします。
ステップ配信でファン化を促す流れ
LINE登録直後の信頼関係をさらに深めるには、ステップ配信が効果的です。
ステップ配信とは、あらかじめ設定したメッセージを自動配信する機能のこと。
登録してくれた人に対して、少しずつ関係を育てていく設計をすることで、ただの見込み客からあなたのファンへと変わっていきます。
ステップ配信の構成に正解はありませんが、一例として以下の構成をお伝えします。
- 登録お礼+プレゼント配布
「ご登録ありがとうございます!」と感謝の気持ちと特典を届ける - 自己紹介+想いの共有
「なぜこの活動をしているのか」「どんな人を助けたいのか」を伝える - よくある悩み+考え方の提案
読者の「あるある」に共感し、視点を少し変えるようなヒントを与える - 実績紹介+お客様の声
信頼性を高め、読者に「自分も変われそう」と思ってもらう - 無料相談・サービス案内などゴールへの誘導
あくまで自然に「必要な人はここからご相談ください」と行動を促す
ポイントとしては、
- 売り込みは最後までしない
- 最初は共感・気づき・信頼構築を意識する
- 少しずつ「もっと知りたい」を育てていく
この流れができると、登録者はあなたに対して「この人は本当に私のことを考えてくれている」と感じ、自然とファン化が進みます。
無理なく商品を提案する方法
LINE登録者との信頼関係ができてきたら、商品やサービスの提案につなげていきます。
ここで大切なのは、押し売り感なく、自然な流れで伝えることです。
よく見かける
「個別相談やってます」
「無料コンサル受け付けます」
というストレートな提案は、売り込み感が強すぎて申込みのハードルが上がってしまいます。
提案の方法として効果的なのは、企画を立てて、企画に参加してもらうこと。
例えば、
- ロードマップ作成会
- 勉強会
- 〇〇診断会
- 体験レッスン
のような形にすることで、LINE登録者は「売り込まれる」のではなく「自分で選んで参加する」感覚になるため、心理的なハードルがぐっと下がります。
そして、企画の中で参加者の悩みをヒアリングし、「悩みを解決できるのは本命商品ですよ」と改めて提案します。
まとめ|理想のお客さんだけ集める導線を作ろう

最後に、この記事の内容をまとめます。
- フォロワーが増えてもLINE登録につながらない原因は「誰でもいい」集客にある
- インスタ→LINE誘導は、信頼・悩み訴求・登録理由づくりの3ステップがカギ
- カスタマージャーニーに沿った投稿設計で、フォロワーを「濃い見込み客」に育てる
- LINE登録後はステップ配信でファン化を促進
- 商品やサービスの提案は、売り込み感ゼロの「企画」で参加を促す
「誰でもいい」集客から卒業し、あなたの商品やサービスに興味がある見込み客だけを集める導線を作ることで、売り込まずに申し込みが入る仕組みができます。
インスタ投稿で信頼を積み重ね、LINE登録する理由をしっかり用意することで、質の高い見込み客が集まり、あなたのビジネスがもっと楽に回るようになります。
ぜひ、今回の内容を参考にして、あなたに合った「無理のない集客の仕組み」を整えていってください。
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