「SNSだけで集客してるけど、正直しんどい…」
「ホームページを作りたいけど、何から始めたらいいのか分からない…」
こんな悩みを抱える個人事業主の方は本当に多いです。
SNSは続けないと反応が止まるので、どうしても集客が不安定になりがちなんですよね。
でも安心してください。
ホームページは、一度つくればあなたの代わりに働き続けてくれる営業マン。
しかも、必要としている人が自分から探して読みに来てくれる、そんな資産になります。
この記事では、個人事業主がホームページを作るときに押さえるべき4つの基本ページと、初心者でも迷わず作れる流れを解説していきます。
個人事業主にホームページが必要な3つの理由
ホームページは「あると便利」ではなく、個人事業主にとって必要なものになってきています。
SNSだけで頑張ろうとしている人ほど、この部分を誤解しがちです。
それでは、ホームページが必要な3つの理由をシンプルにお伝えしますね。
① ホームページは信頼の土台になる
SNSって手軽に始められるぶん、どうしても「誰でもできる発信」に見られやすいんですよね。
あなたがどれだけ真剣に取り組んでいても、フォローしている人からすると、
「この人、本当にプロなのかな?」
「どこまで信用していいんだろう…?」
と、少し距離を置いて見られがちです。
でも、ホームページは違います。
ホームページがある=事業としてしっかり活動している人
という印象を与えることができるんです。
さらに、ホームページにはあなたの想い・実績・サービス内容が一つに整理されて載っているので、
SNSの投稿よりも「あなた自身の全体像」が伝わりやすい。
この「全体像」が見える状態こそ、信頼につながる大きなポイントなんですよね。
とっきーホームページがあるだけで「この人なら任せて大丈夫そう」という安心感が生まれます。
実際、SNS経由では反応が薄いのに、ホームページからは普通に問い合わせが来るという人は本当に多いです。
その理由はシンプルで、信頼の土台を築けているかどうかの差。
個人事業主にとって、信頼は何よりも大事な資産。
ホームページはその資産をつくるための、一番確実な場所なんです。
② あなたが「探している人」と出会える
SNSはタイムラインに流れてきた投稿を、なんとなく眺める場所。
だから、あなたの投稿を読んでくれている人の多くは、実はそこまで強い悩みを持っているわけではありません。
一方で、ホームページに来る人は違います。
- 今まさに知りたい
- 解決したい悩みがある
- どのサービスに申し込むか比較している
こういう、超・具体的な目的を持って、わざわざ検索して、ホームページまでたどり着いてくれるんです。
この温度の高さがSNSとは圧倒的に違います。



検索して来る人は、いわば「今すぐサービスを探している人」。出会えるだけで価値が高いんです。
そしてもう一つ大事なのは、ホームページは「必要な人に、必要な情報を届けられる」媒体だということ。
SNSだと、いくらいい投稿をしても、アルゴリズムの気まぐれで届かない日があったり、フォロワーのタイムラインに埋もれたりします。
でもホームページは、読者が自分から探しに来てくれるという本質的な強みがあるんです。
だからこそ、
- フォロワー数が少なくても
- SNSが苦手でも
- 毎日投稿しなくても
「ホームページ経由の問い合わせだけは安定している」という人が多いんです。
SNSで伸び悩んでいる人ほど、ホームページを持つだけで世界が変わります。
③ ホームページは24時間働く営業マンになる
SNSは、あなたが投稿を止めた瞬間にストップします。
アルゴリズムも日によって違うし、せっかく時間をかけて書いた投稿も、数時間後には誰の目にも触れない…なんてこと、よくありますよね。
「今日は反応が少ないな…」
「また投稿しないと忘れられるかも…」
そんな不安を抱えながら発信している個人事業主の方って本当に多いです。
でも、ホームページは違います。
一度しっかり作っておくと、
- 寝ていても
- 旅行していても
- 子どもの行事に行っているときでも
- 仕事に集中している間も
あなたの代わりに、勝手に働き続けてくれます。



ホームページは投稿しなくても止まらない発信。これが本当にラクなんです。
しかも、積み上げれば積み上げるほど、あなたの代わりに働く「営業マン」が増えていくイメージ。
1記事=1人の営業マンだとしたら、10記事あれば10人が働いてくれている状態です。
そして、この営業マンたちは文句も言わず、24時間365日ずっと働いてくれます。
実際、僕自身も
「1年前に書いた記事から問い合わせが届いた」
「何もしていない日でもアクセスが一定数ある」
という状況が普通になりました。
この、勝手に働いてくれる仕組みがあるだけで、精神的にもものすごくラクになりますし、SNSのように毎回ゼロから積み上げる発信とは違って、積み上げた分だけ未来がどんどん楽になるのがホームページなんです。
問い合わせにつながるホームページの共通点とは?
ホームページを作ったのに、全然問い合わせが来ない…。
そんな人、本当に多いです。
でも実は、問い合わせが増えるホームページには「ある共通点」があります。
この共通点を押さえているかどうかで、反応は大きく変わります。
ここでは「デザインより大事なポイント」を、初心者でもすぐ理解できるようにシンプルに解説しますね。
① トップページで「何をしている人か」が一瞬で伝わる
トップページで「何をしている人なのか」がパッと分かるかどうかで、問い合わせ率は大きく変わります。
人はページを開いて3秒で「読む or 閉じる」を判断すると言われています。
この3秒の間に、
- どんなサービスをしているのか
- 誰の悩みを解決しているのか
- どんな価値を提供しているのか
これらが伝わらないと、読者は迷ってそのまま離脱してしまうんです。



「このサイト、私のことだ」と思ってもらえるかが最初の勝負どころです。
迷うサイトは、読者の「思考コスト」が高くなり、考える負担が大きいほど、人はそのページを見るのをやめてしまいます。
逆に、「何屋さんか一瞬で分かるサイト」は、読者の思考コストを一気に下げてくれるので、ページを読み進めてもらいやすいんです。
実際に、直帰率(ページを開いてすぐ閉じる割合)はこの3秒で決まります。
そして直帰率が低いサイトほど、問い合わせ率が高くなるデータが出ています。
つまり、最初の3秒で「あなたのサイトは読む価値がある」と思ってもらえるかどうかが命というわけなんです。
② 写真・文章に人柄が出ている
問い合わせが来るホームページは、写真や文章から人柄が伝わるようになっています。
これは、個人事業主のサービスが「何を買うか」より、誰から買うかが大事になるためです。
とくに無形サービスの場合、読者にとっての一番の判断材料は「この人にお願いして大丈夫かな?」という安心感なんですよね。



人柄が伝わるだけで、読者の警戒心がスッと下がります。
無機質なホームページだと、「この人、どんな人なんだろう?」という疑問が残ったままになり、行動(問い合わせ)につながりません。
でも、写真や文章からあなたの雰囲気・想い・活動背景が伝わると、一気に人としての距離が縮まります。
実際、問い合わせ理由で多いのは
「プロフィールを読んで共感したので」
「写真の雰囲気が安心できた」
といったものばかりです。
これはつまり、情報の質より人間味が決め手になっているということ。
個人事業主にとって、あなた自身がサービスの価値そのものだからこそ、写真・文章・言葉づかいの中に「あなたらしさ」をしっかり出すことが大事なんです。
③ 問い合わせまでの導線が迷わない
問い合わせが来るホームページは「迷わない導線」になっています。
どこに問い合わせボタンがあるのか?
どこを押せば情報が読めるのか?
これが、考えなくても分かる状態になっているかどうかが、反応の差に直結します。
人はサイト内で迷った瞬間、そこで行動をやめてしまいます。
だから、導線は「分かりやすさ」よりも、もっとシンプルな「迷わせない設計」が大事なんです。



ホームページは「考えさせない」のがポイント。迷った瞬間、読者は離脱します。
問い合わせまでの導線が複雑だと、読者は途中でストレスを感じてしまいます。
リンクが散らばっていたり、ボタンが小さかったり、目的の場所にたどり着くまでにステップが多いと、それだけで離脱につながります。
逆に、「読む → 理解する → 行動する」この流れが自然に進むサイトは、問い合わせが増えます。
CV(問い合わせ)率が高いサイトほど、例外なく「導線設計がシンプル」という特徴があります。
- ページの途中に自然にCTAが置かれている
- ボタンの文言が“具体的”で迷わない
- どこに行けば問い合わせできるかが一瞬で分かる
という道順の分かりやすさが徹底されています。
実験的なデータでも、リンク数を減らしただけでCV率が上がったケースが多く報告されています。
個人事業主が最低限そろえるべきページ構成
ホームページを作るとき、思わず悩んでしまうのが「何のページを作ればいいの?」という部分。
全部を完璧にしようとすると時間もかかるし、途中で挫折してしまうこともあります。
でも実は、最初に必要なのは最低限の4ページだけ。
ここが整っていれば、問い合わせにつながる導線の土台は作れます。
トップページに必ず入れるべき要素とは?
トップページは、ホームページの玄関であり、案内板でもあります。
ここで「このサイトは何をしているのか?」が一瞬で分かるだけで、読者は迷わず次へ進むことができます。
逆に言うと、トップページで迷ってしまうと、他のページがどれだけ良くても読む前に帰られてしまう…。
ホームページでよくあるもったいないパターンです。



読者は基本「急いで」います。必要な情報があると分かったページだけ読み進めてくれます。
トップページで押さえるべきポイントはとてもシンプルで、
- 一言で何屋さんか分かるキャッチコピー
(例:個人事業主向けホームページ制作サポートなど) - あなたの写真・活動の雰囲気が伝わる画像
人柄が見えるだけで安心感が増します - サービス説明へのリンク(ボタン)
「詳しくはこちら」が一番迷わない - プロフィールページへの導線
読者は「誰が運営しているか」を必ず確認します - 問い合わせボタンの配置
スクロールしなくても押せる位置が理想
さらに言うと、トップページには「どの順番で読めばいいか」が分かるナビゲーションがあると、読者のストレスがかなり減ります。
- まず自己紹介
- 次にサービス説明
- 最後に問い合わせ
といった、読みやすい動線を作るだけで、ページの回遊率が上がるんです。



トップページは最初のつかみ。ここで8割決まると言ってもいいくらい重要です。
読者の「私はこのサイトを読めばいいんだ」という安心感をつくること。
これが、トップページに必要な最大の役割です。
プロフィールページで信頼を高める
個人事業主のホームページで、実は一番読まれているページがプロフィールです。
「このサービス、気になるな」と思った読者は、必ずと言っていいほどプロフィールを見にきます。
そこで、あなたがどんな人なのか・どんな想いで活動しているのかがスッと伝わると、一気に信頼度が上がります。



サービスを選ぶとき、読者は「人」を見ています。プロフィールはあなたという商品を知ってもらう場所なんです。
だからこそ、ただ経歴を並べるだけのページにしてしまうのはもったいない。
プロフィールには、あなたという人を知った読者が、「この人から学びたい」「この人に相談したい」と思える情報を集める必要があります。
- あなたがこの仕事を始めた理由
読者は“きっかけ”にもっとも共感します - 大切にしている価値観
あなたの軸が伝わると、読者の安心感が増える - 過去の経験やストーリー
うまくいかなかった時期の話ほど響きます - どんなお客さまを助けてきたか
実績より「どんな人の力になってきたか」が大事 - なぜ今もこの活動を続けているのか
想いがある人のサービスは選ばれやすい
文章はうまく書けなくても大丈夫。
大事なのは、「等身大の自分」を読者に届けることです。
立派な実績よりも、あなたの過去の悩みや失敗、気づきのほうがよっぽど人柄として伝わります。
サービスページで申し込みやすさをつくる
サービスページは、読者が最も真剣に読むページです。
「本当にこのサービスを受けて大丈夫かな?」
「自分に合っているのかな?」
「どんな流れなんだろう?」
読者はこんな疑問を抱えながら、細かい部分までチェックしています。
だからこそ、サービスページは一番ていねいに作るべきページと言っても過言ではありません。



サービスページが読みやすくなると、最後のひと押しが自然にできるようになります。
押さえるべきポイントは以下の4つ
① サービス内容は抽象ではなく具体的に
読者は「何となく良さそう」では申し込みません。
内容が曖昧だったり、専門用語ばかりだと、そこで理解が止まってしまいます。
- 何をするのか
- どんな手順なのか
- どんな成果が期待できるのか
- どんな未来が手に入るのか
ここを、専門家ではなく「初めて見る人」に届く言葉で書くことが大事です。



具体的に書く=読者の不安が減る。これだけで反応が変わります。
② 料金・場所・時間は迷わないレベルで明確に
問い合わせ前に必ずチェックされるのが、料金・時間・場所といった基本情報。
ここが曖昧だと、読者は「まぁまた今度でいいか」と先延ばししてしまいます。
- 価格(税込か税抜きか)
- 所要時間
- 受講(提供)の場所
- 支払い方法
これらは「パッと見て分かる」配置にするだけで、読者のストレスが一気に減ります。
③ サービスの流れを視覚的に伝える
文章だけで説明するよりも、ステップ形式にして見せるほうが理解度がグッと上がります。
たとえば…
- 無料相談
- 日程調整
- ご入金
- サービス提供
- アフターフォロー
のように、流れが見えるだけで、読者は安心します。



「次どうなるの?」を想像できると、人は一気に行動しやすくなります。
④ よくある質問(FAQ)は最強の不安解消ツール
多くの個人事業主が見落としてしまうのが、このFAQ。
読者は意外なほど「不安」を抱えていて、それが申し込みを止めてしまうことがあります。
「オンラインでも大丈夫ですか?」
「初心者でも参加できますか?」
「無理な勧誘はありませんか?」
こういった「読者が心の中で思っていること」を先回りして書くことで、問い合わせへの心理的ハードルがグッと下がります。
サービスページは、あなたの想いと価値をいちばん受け取ってもらえる場所です。
ここを丁寧に作り込むことで、読者は自然と「相談してみようかな」と前向きな気持ちになります。
問い合わせページをシンプルに設計する
問い合わせページは、ホームページのゴール地点です。
どれだけ文章が丁寧で、どれだけサービスが魅力的でも、このページで迷わせてしまうと 読者はそこでスッと帰ってしまいます。



正直、問い合わせページで離脱しちゃうのが一番もったいないんです…。
だからこそ、問い合わせページはホームページの中で最もシンプルに作る必要があります。
読者に「めんどくさそう…」「項目多すぎ…」と思われた瞬間、その時点で反応はゼロになってしまいます。
シンプルにするためのポイントは以下の4つ
① 入力項目は最低限にする
項目が多ければ多いほど、読者の負担は増え、離脱率も上がります。
- 名前
- メールアドレス
- 簡単なメッセージ欄
最初は本当にこれだけで十分です。



必要なのは最初の一言だけ。深い詳細はやり取りの中で聞けばOKです。
② ボタンの文言を具体的にする
ただ「送信」と書くよりも
「無料相談はこちら」
「体験レッスンに申し込む」
「まずは質問してみる」
のように、行動がイメージできる文言にすると、クリック率が上がります。
読者は「どういう行動になるか」を理解したときにボタンを押します。
③ スマホで押しやすいサイズにする
今は8割以上がスマホで閲覧しています。
- ボタンが小さい
- 余白がない
- 文字が読みにくい…
こういうだけで離脱されます。



スマホでの見やすさは、今の時代の必須ポイントです。
④ 送信後に安心させるメッセージを表示する
読者は送ったあと不安になります。
「ちゃんと届いたかな?」
「返事はいつ来るんだろう?」
こうした不安を取り除くために、
24時間以内に返信いたします
届いていない場合は○○へご連絡ください
など、ひとこと添えるだけで安心度が全然違います。
問い合わせページは、「余計なものをどれだけ削れるか」で成果が決まります。
あなたが想像している以上に、読者は迷いたくないし、悩みたくないんです。
問い合わせが増える導線設計のポイント3つ
ホームページで反応が取れない人のほとんどが、導線(どうせん)でつまずいています。
導線というのは、読者が「読んで → 理解して → 行動する」までの流れのこと。
デザインよりも文章よりも、この導線が整っているかどうかが、問い合わせ数を左右します。
ここでは、初心者でもすぐ実践できる「導線の3つのコツ」をわかりやすく紹介します。
① 行動ボタン(CTA)を迷わない位置に置く
最初のポイントは、行動ボタン(CTA)を迷わない位置に置くこと。
問い合わせボタンは、「押したくなった瞬間に押せる場所」にあるだけで反応が上がります。
人は、押したいと思った瞬間にボタンが見えないと、そのまま行動をやめてしまうからです。
ページの下の方に小さく置かれたボタンは見逃されるだけ。
実際、CTAを
- 文章の途中
- ページの上部
- ページの最後
に複数配置しただけで、CV(問い合わせ)率が上がった事例は多いです。



ボタンは「しつこいかな?」くらいでちょうどいいです。
② ページ遷移は一方通行にする
導線が複雑だと、読者は迷いやすくなります。
問い合わせまでの流れは、「一本道」であるほど反応が上がります。
リンクが多いサイトほど、読者は行き先を迷い、「後でいいか」と離脱しがちだからです。
ホームページは「読む迷路」ではなく、「行動への案内」が目的です。
ページ遷移を「トップ → プロフィール → サービス → 問い合わせ」にシンプル化しただけで、問い合わせ数が増えた事例は本当に多いです。



読者に考えさせないのが良い導線の条件です。
③ スマホでの読みやすさを最優先にする
8割以上の読者はスマホでホームページを見ています。
にもかかわらず、「スマホで読みにくいサイト」は意外と多いです。
スマホでストレスなく読める構成にするだけで、反応率は大きく変わるので意識したいところ。
逆にスマホで読みにくいサイトは、読者の離脱が圧倒的に早いです。
特に、
- 文字の詰まり
- 余白不足
- ボタンが小さい…
これは即離脱の原因。
スマホ最適化(レスポンシブ対応)を整えただけで、問い合わせ数が“2倍以上”になったケースもあります。



スマホの読みやすさは、今や「必須」の時代です。
ホームページ作成の手順|初心者向けにわかりやすく解説
「ホームページってどう作ればいいの?」初心者の方はここでつまずきがちですが、実はそこまで難しくありません。
必要なのは、順番どおりに進めることだけ。
この手順をそのまま真似するだけで、個人事業主に必要な形がスムーズに作れます。
① 作る目的とターゲットをはっきりさせる
ホームページは「誰に何を伝えるか」が決まっていないと作れません。
目的やターゲットが曖昧だと、文章もレイアウトも「なんとなく」になってしまい、読者に響かないからです。
実際、反応が取れないサイトの多くは「誰に向けて書いているのか」がぼんやりしています。
逆にターゲットが明確なサイトほど、読み手に刺さり問い合わせにつながります。



まずは助けたい人を「1人だけ」思い浮かべてみてください。
② 必要なページ構成を決める
- トップページ
- プロフィールページ
- サービス紹介ページ
- 問い合わせページ
この4ページがあれば十分スタートできます。
個人事業主の場合、この4つで読者が知りたい情報をすべて網羅できるからです。
多くの個人事業主が実際に成果を出しているサイトは、この4ページ構成をベースに作られています。
ページを増やしすぎず、必要な情報だけに絞ることで、読者が迷わず問い合わせまで進めるからです。



最初は必要最低限。ここから育てていくイメージでOKです。
③ テキスト(原稿)を書き出す
いきなりデザインに入らず、まず文章だけ書くほうが圧倒的にラクです。
なぜなら、デザインと文章を同時に考えると、作業の負荷が一気に上がるからです。
先に文章さえあれば、後の作業がスムーズになります。
ほとんどの人がここで時間がかかるのは、文章とデザインを同時に作ろうとするから。
原稿を先に作っておくことで、作成スピードが倍以上変わります。



文章はラフでOK。後でいくらでも整えられますよ。
④ ホームページ作成ツールを選ぶ
初心者はノーコードで簡単に作れるツールを選ぶのがベストです。
難しいCMS(ツール)を選ぶと、挫折したまま放置してしまうケースが多いからです。
初心者向けのおすすめツールは以下の2つ。
- canva
無料から始められる・直感操作 - ペライチ
無料から始められる・テンプレートでサクッと作れる



まずは簡単で続けやすいことが一番です!
ホームページ制作についての基礎知識や実例をさらに知りたい場合は、ホームページ制作は東京のWEB、HP制作会社のアシストへ。
制作の流れやポイント、依頼する場合の相場など参考になります。
⑤ 最後に導線を整えて公開する
公開前に、問い合わせまでの流れがスムーズかどうか必ずチェックしましょう。
どれだけ文章が良くても、導線が悪いと問い合わせにつながりません。
- ボタンは迷わない位置にある?
- スマホで読みやすい?
- ページ遷移はシンプル?
- サービスの流れは分かりやすい?
これが整っていれば、安心して公開できます。



公開後に育てていくのがホームページ。最初は70点でOKです。
個人事業主がホームページで集客するためのコツ
ホームページは「作れば終わり」ではありません。
むしろ作ったあと、どんなふうに動かしていくかで集客の成果が決まります。
ここでは、初めてホームページを作る個人事業主でも、今日からすぐに取り入れられる「集客のコツ」をお伝えします。
① 読者にとって「ほしい情報」を最優先に置く
集客できるホームページは、読者が知りたい情報から順番に並んでいます。
読者は「自分に関係ある情報」を探しているので、最初にそこが見えるだけで読み進めてくれます。
実際、問い合わせが多いサイトほど、トップページに
- 悩み
- 解決策
- 得られる未来
が最初に配置されています。



あなたが伝えたいことより、「読者が知りたいこと」が優先です。
② SNSとホームページの役割を分ける
SNSは「出会い」、ホームページは「決断」の場所にすると強いです。
SNSで知ってもらい、ホームページで信頼される。
この2つをセットで使うことで、集客の流れが自然につながります。
SNSだけで集客が不安定な人も、ホームページを持つだけで問い合わせの質が上がるケースが多いです。



SNSは恋愛で言うと「出会いの場」。
ホームページは「結婚を決める場所」です。
③ 小さくてもいいから更新を続ける
ホームページは定期的な更新があるほど、信頼もSEOも強くなります。
情報が止まっているサイトは「今も活動してるの?」と不安に見えるからです。
Googleも「更新性」を評価項目にしています。
月に1回でもお役立ち記事を追加していくと効果的です。



完璧じゃなくていいんです。
できる範囲で育てていくことを続けていきましょう。
④ お客さんの声・事例を積み上げる
実際の声やビフォーアフターは、どんな文章より強い説得力があります。
なぜなら人は、「他の人がどう感じたか」で判断するからです。
問い合わせ理由で最も多いのが「お客さまの声を読んで決めました」というもの。
デザインや文章よりリアルな声が響きます。



1件でもいいので、まずは載せてみてください。
積み上がるほど反応が大きく変わっていきます。
このコツを押さえるだけで、ホームページはただの名刺代わりではなく、あなたのビジネスを支える「集客資産」に育っていきます。
まとめ|個人事業主こそ問い合わせにつながるホームページを作ろう
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- ホームページは信用の土台になり、SNSよりも温度の高い読者が集まる。
- 最低限そろえるべきページは、トップ・プロフィール・サービス・問い合わせの4つだけでOK。
- 導線(読み→理解→行動)を整えるだけで、問い合わせ率が大きく変わる。
- 作成手順は「目的設定 → ページ構成 → 原稿作成 → ツール選び → 導線チェック」の5ステップが基本。
- ホームページは作って終わりではなく、育てることで資産として強くしていける。
ホームページを作る目的は、きれいなデザインにすることではありません。
あなたの想いやサービスを、必要としている人に迷わず、まっすぐ届けることです。
SNSだけで頑張っていると、どうしても不安定になりがちですが、ホームページという「24時間働いてくれる営業マン」が一人いるだけで、集客の負担が大きく減ります。



ホームページは、あなたのビジネスを静かに支えてくれる裏方の相棒です。






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