スティーブ・ジョブズとアップル

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2011/08/29 11:13 投稿先 99.その他 投稿者 カワサキ タカシ

れないわけにもいきますまい。

はい、そういうわけでございまして。
先週大きなニュースになっていたスティーブおじちゃんのCEO退任について、
遅ればせながらワタシも感想なんかを書いてみようかと。
steve

まず。なにはともあれ。
おつかれさまでした。
最近は基調講演もガリッガリでヤバかったですからね。
生きているだけでハッピーに思うファンも世界中に山ほどいますから、本当に身体優先で。

で、後任がティムおじちゃんと。
頑張って下さい。そのうちイイことありますって。
…ワタシ実物見てる気がするんですよね…この方。あれ?違ったかしら。
…興味がないってのは怖いもんで、サッパリ記憶に(ToT

さて。
そんなこんなで「アップル終わった」コールが巻き起こっていたりします。
一時代を築いたカリスマが実質引退するわけですから、そりゃ起こりますね。

ワタシ自身は正直誰がトップにいようと面白いモノを出してくれていればそれでいいのですが、
その「面白さ」が『アップルの面白さ』だったのか『スティーブおじちゃんの面白さ』だったのか、
その部分だけはすごく気になるところです。


『ワガママであること』
それって経営者さんに必要不可欠な資質じゃないかと思うんですね。

会社に100人人がいれば、100通りのことを考えています。
ある角度からモノを言えば、50人の人が反対して、
別の角度からモノを言えば、違う50人が反対する。

ビジネスなんて正解が存在しない場合がほとんどですから、そんなことはよくあることなわけです。

もっと言ってしまえば。
ある角度からモノを言えば、10人の人が反対して、
別の角度からモノを言えば、違う10人が反対して、
残り80人は様子を伺っていて、雰囲気が自分に都合が悪くなれば地味に反対する。

こんな場合のほうが多いかもしれません。

で、それを「こう」と決め(させられ)るのが経営者というポジションにいる人達で、
まあ割りに合わないと言えば割りに合わない仕事なわけです。
結局どこまで言っても反対する人は反対しますしね。全員が賛成するなんてちょっと気味が悪い。

そんな中、創業者を兼ねてる人っていうのはちょっと有利でして。

「この会社を作ったのはオレだ」という切り札を使えます※。

※実際にコレを使うと社員のモチベーションがダダ下がりする危険性があります。
※スティーブのおじちゃんは実際に自分の会社を追い出されていたりします。
※心のなかで思うだけにしておきましょう。というアドバイスを踏まえて、続きをどうぞ。

アップルがここ数年で出してきた製品やサービスは、
おそらくその最初のタイミングにおいては「鼻で笑われる」ようなものだったと思います。
プラスチックのiMacしかり、HDD保存のiPodしかり、ボタンのないiPhoneしかり。

当然社内でも訳知り顔で「絶対それよりオレのアイデアのほうがイイぜ」とか、
言っていた人はいたと思うんです。

でも、その人の意見を「調整して」製品を作ろうとしていたら、
良かれ悪しかれきっと今こうはなっていなかったと思うんですよね。
製品のクオリティはトライアンドエラーの繰り返しで上げていくものですし。

とにかく、走らせる。
スティーブおじちゃんのイメージはその点ものすごくイイ感じでした。
創業者兼現代のカリスマですからね。
スタッフ全員を残業地獄の淵にたたき落とそうが、自身の信じるワガママを貫けるわけです。
(少なくとも、自分の気持ちの中だけは)

「文句があるなら部屋に来い スティーブ」ってメールに書かれたら絶対無理よね、と。
グチグチ調整するより実際にトライする回数を増やすことで、成功率を上げる、と。

「スティーブ・ジョブズだからしょうがない」と割り切る領域があったことは、
IT大企業アップルが企業活動をスムーズに進めるにあたって大きなメリットだったと思います。


さて。
ティムおじちゃんに代替わりして、一体どんな感じになりますか。

どうせ何やっても叩かれまくることになるのは間違いないのでしょうし、
偉大な前任とは同じことはできませんので、気楽に新しいアップルを見せてくれると嬉しいです。
間違っても、どこぞやのウンちゃらソフトみないな感じになりませんよーに。

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