タイマーを使いこなせ

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2011/12/01 18:31 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

しい方に、行ってみましょう。

「3分間クッキング」。そんな番組があったことを思い出した。軽快なテーマソングからスタートして、手際よく料理が作られていく。夕飯の支度をする奥様方に、3分でできちゃう「もう一品」を紹介する、そんな番組だったように思う。3分。あらためて思うと、凄まじく短い時間である。カップラーメンができる時間と、同じ時間なのだ。それでいったいどんな料理ができるというのか。ワタシがやったら、「玉ねぎの皮をむく」とか、「卵を割ってかき混ぜる」、とか、そんなことをヨタヨタやってる間に終わりである。すごいぞ、3分間クッキング。

突然だが、料理に欠かせないアイテムと言えば、タイマーではないかと思う。ムズカシイ料理を作るときはもちろんのこと、カップラーメンを作るときにも、タイマーは必要になるのである。で、このタイマー。どんな役割を果たしているかと言えば、「正確に時間を計ること」と「今、どのくらい時間が経ったかを教えてくれること」の、ふたつである。

iPhoneアプリの中にも、タイマーなる機能が存在している。設置して、実行すると、チクタク時間を計ってくれるのだ。おや?そこで「ふーん」という顔をしているアナタ。時計アプリを作るわけでもないから、別に注目する必要ない、なんて、思っていますね。ふっふっふ。先ほど覚えた、タイマーの二つ目の役割を思い出していただきたい。そう、このタイマー、「今、どのくらい時間が経ったかを『教えてくれる』」のだ。

通常、iPhoneアプリは、一度動き出してしまうと、ボタンやスイッチを押さない限り、ユーザーが処理に「待った」をかけることはできない。コンピューターは「空気を読まないタイプ」なので、『あれ…もしかしてユーザー様は、今画面を赤くしたいんじゃないかしら…』、とか、そんな風に思ってはくれないのだ。にもかかわらず、処理の中で、ボタンを押させるタイミングがムズカシイ場面はたくさんある。「きっかり5秒経ったら、画面を赤くしろ」。まさにそういう時に、タイマーが役に立つのである。

アプリの中のタイマーは、最初と最後、とか、そんなケチケチしたタイミングではなく、設定した間隔で、常に時間経過を教えてくれる。「今、1秒経ちましたよ」とか。「今、0.05秒経ちましたよ」とか。嫌な顔ひとつせず、淡々と時を刻み続けるのである。そして、開発者から見ると非常に助かることに、そのタイミングで、様々な処理を実行できるようになっている。例えば、0.05秒ごとに、「ブブー」という効果音を鳴らすことも朝飯前だ。

前にアニメーションの回で、「5秒分のコマを勝手に作ってくれる」というお話をしたが、あれは間をiPhoneが自動で作ってくれるやり方だった。タイマーを使うと、「5秒分のコマを自分ですべて作る」こともできる。使いこなせるようになると大きな武器となるので、じっくり覚えていこう。

そう言えば、料理には、時間を意識するような手順が多い。正確な時間割が、美味しい料理を作るための大前提なのだろう。カレーと間違えて、ついうっかりラーメンを一晩煮込んでしまったら、意外に美味しかった。そんなことは、ないのである。同じように、プログラムにも、時間を意識するような手順が多い。きっと、料理人はプログラマーに向いているのだろう。そうであれば、プログラマーも料理人に向いているはずなのだが。うーむ。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
タイマーの実装手順が続きます。

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