インジケーターで間をつなごう

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2011/12/14 18:45 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

転して今日はどんより曇り空。寒さが刺さりますね。

冬のある日。ある教室にて。いつものと同じ風景。いつもと同じ顔ぶれ。始業前の、何気ない時間。「今日は寒いねー」「ホント、寒いねー」「あ、鼻赤いよ」「自転車通学ですから」「今日の一限ってなんだっけ?」「国語、現国」「宿題やってきた?」「アタシに聞く?」「あ、そうそう」「何?」「来るとき霜柱が立ってたよ」「うわー」「もう、『地面もこーるど』。って感じだよねー」「―――」。無限に続くかのような空白の時間。真っ白だ。何も見えない。相手の顔も、自分が今から言うべき言葉も、何も見えない。ただ、一面の、白―――。

学校で、職場で、ついうっかり、または確信犯的に、このような時間を作ってしまったこと、アナタもあるでしょう。無いなんて言わせない。ワタシも、もちろんある。そしてそれは、年々増加傾向である。このまま行けば、10秒くらいは時を止められるようになるのではないかとも思う。「能力は望んだ人にのみ与えられるわけではない」、という言葉を今グッと噛み締めている。ワタシが欲しかった能力はこれではないのです。そんな、なんとも言えない間。今回は、iPhoneアプリの中で、こういう「間」を見事につないでくれる、便利な機能をふたつほど紹介しよう。

iPhoneアプリの中で、何か処理をしているときに、間をつないでくれる便利機能その1。名前をアクティビティインジケーターと言う。日本語にすると、「活動状態表示計」とでも言うのだろうか。iPhoneアプリや、Webサイトで、何かの処理をしているときに、クルンクルンと回転している円形の物体、「今まさに処理中ですよ〜」ということをわかりやすく表現してくれる、アレ。あれがアクティビティインジケーターである。

心臓を叩いて聞いていただきたいのだが、アクティビティインジケーターは、「ただ回っているだけ」だったりする。処理のスムーズさをリアルタイムに計測している?ダウンロードのスピードを表している?ノンノン。あいつは、ただ回るだけの画像ビューなのだ。それだけの機能しかないので、設置にムズカシさはまったく無い。アナタが何かの処理を作ったときに、いかにも「間ができるな〜」というタイミングがあったら、ちょいっとビューを追加して、「回れ」と処理すれば終わりである。処理が完了したら、取り外せばいなくなる。サンタさんなんて、いないだぜ、ボウズ。

iPhoneアプリの中で、何か処理をしているときに、間をつないでくれる便利機能その2。名前をプログレスバーと言う。こちらも無理やり日本語にすると、「進行状況確認バー」とでも言うのだろうか。バー、英語だけど。アクティビティインジケーター同様に、iPhoneアプリや、Webサイトで、何かの処理をしているときに、「今何パーセントくらい処理しましたよ〜」ということをわかりやすく表現してくれる、アレ。あれがプログレスバーである。

こちらはある意味期待通りの機能が搭載されていて、分子と分母に該当する値を設定することで、「ちゃんとした」進行状況の表示ができるようになっている。25%処理完了、と言ったら、25%終わっているのだ。まあ、その分子と分母をどうやって算出するの?ということは、各プログラムとプログラマーに丸投げされているので、ちゃんと表示させようと思ったら、結構シンドかったりするのですが。美味しい話には、裏があるんだぜ、ボウズ。

一応注意をしておくが、上記の方法でつないでくれるのは、iPhoneアプリの中の間だけである。現実世界は対象外だ。自分自身でつながなければならなくなった場合は、胸を張って、大きく生きを吸い込んで、自信たっぷりに、こう言おう。「うっそぴょーん」


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
インジケーター&プログレスバーの画面が続きます。

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