配列ってなんだろう

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2011/12/12 17:44 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

が暮れるのが早くて損した気分。

冬はこたつでみかんだよねー。とりあえず寒くなると誰か一人は言っている、冬の定番である。だが、この狭いニッポンの住宅事情で、どのくらいのご家庭にこたつがあるのか、と言われると「うっ」となる人も多かろう。ワタシもここ数年こたつでみかんなど味わったことがない。別にいいけどね、ハロゲンヒーター暖かいし。こたつなんて、ついウトウトして風邪を引くだけだし。けっ、羨ましいじゃねぇか。いやいや。今回はこたつではなく、みかんの方が主役である。

みかんの袋、パッと想像ができるだろうか。あの赤いメッシュの袋のことである。先日雑貨屋さんに行ったら、あの袋が10袋くらいまとまって「みかん袋」として売られていた。名称、みかん袋でいいようです。そのみかん袋、だいたい一袋にみかんが五個くらい入っている。袋の中で一列に並んでいるみかん。この絵が想像できたら、今回のお話、配列についての事前準備はバッチリだ。

配列という言語、聞いたことがあるだろうか。プログラムの本には必ず出てくる、でも正直なんだかよくわからない、アイツである。意を決して読んでみると、「数値や文字列を、配列なる枠の中に格納して、様々な場面で使うことができる」とかなんとか…。日本語として読むことは読めるのだが、どうにもピンと来ないシロモノなのだ。知らないとヤバイ気がする、それはわかるけど、ピンとくる方法がわからない。よーし。ということで。今回はカワサキおにいさんが、「みかんとみかん袋で」配列のことをお話ししてあげよう。みかんで配列、みんなー、わーかるーかなー。

そもそも、なぜ「みかんをみかん袋に入れるのか」、というお話からはじめよう。「なにそれ?」、いやいや。とっても大事なことなんだ。みんながテレビの部屋に行くときに、みかんを両手に持っていたら、ドアが開けられないだろう?袋に入れることの良い事のひとつは、「まとめられる」ということなんだ。とりあえず袋に入れておけば、置いておいてもバラバラにならないし、一個二個持って行き忘れることもない。これはとっても大きいね。

次に、「みかん袋はどういう特徴があるだろう」、というお話だ。みかんを入れる、これは当たり前だね。入っているみかんを取り出す、これも問題ないね。入っているみかんを並べ替える、これはどうだろう。みかん袋はメッシュでできている、引っ張ると少し伸びるのだ。伸ばして、グリっと。これで並び替えることもできた。入れたり出したり、並び替えたり、そうして詰め込んだみかんを、まとめてテレビの部屋に持って行ける。これがみかん袋の特徴だね。

さて、ここまでわかったら、最後は「みかん袋はどのくらい無理ができるのだろう」、ということを押さえておこう。例えば、みかんの代わりに、りんごを入れる。うん、これは入りそうだね。レモンでも、桃でも、似たようなものなら入りそうだ。他には、みかんの入ったみかん袋を、みかん袋に何個も入れる。これはどうだろう。みかん袋がものすごくよく伸びるものであれば、きっと入っちゃうね。山ほど果物が入ったみかん袋を、ヒョイっとテレビの部屋に持っていくことができたら、それはとんでもなく便利だと思わないかい?そう!それが配列なのさ!ハッハー!

…コホン。はい、というわけで。みかんで配列、お楽しみいただけただろうか。では、上記の内容をiPhoneアプリ用語に置き換えてみよう。配列はNSArrayという型の変数。みかんは数値、りんごは文字列、レモンや桃は、ボタンビューやイメージビューなどの、ビューのことである。「NSArray型の変数に、数値や文字列やビューを、入れたり出したり、並び替えたりして詰め込んで、処理したい場所に持っていく」。うーむ。この一行だけで、一気にムズカシイ雰囲気になってしまった。絵を想像できるかできないかで、理解するムズカシさが大違い。そう、それが配列というシロモノなのである。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
配列の説明が続きます。

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