アニメーションを作ろう

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2011/12/01 17:27 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

くことは、嬉しいこと。

パラパラ漫画、というものをご存知だろうか。教科書の隅に、人の絵を描いて、次のページに、ちょっと走りだしている人の絵を描いて、それを何ページも何ページも描いて、せーので、パラパラ〜っとめくるとあら不思議、人が走っているように見えるのである。やりましたなー、中学生くらいの時に。飽きっぽいワタシは10ページくらいで完結してしまって、イマイチ感動は残りませんでしたが。

人間の脳、というものは不思議なもので、モノが高速で切り替わると、見えている部分を基準に、見えていない部分を補完していこうとするそうな。パラパラ漫画で言うと、一瞬見えているコマとコマの間を、脳で勝手につないで滑らかな動きにしているらしい。人体、恐るべしである。

コンピューターの表示も、実はすべてこのパラパラ漫画形式で出来ている、と言ったら、ピンとくるだろうか。いやいや、何をバカなことを、マウスカーソルもウィンドウのスクロールも、淀みなくスムーズに動いてるじゃないか。きっとそう思う方も多かろう。ところが、実際そうなのである。コンピューターは、1秒間に数十枚の絵を切り替えることで、スムーズな動作をしているように見せている。その数、なんと30枚から60枚くらい(機種による)。これをフレームレートと言って、一般的には、24fps(フレーム・パー・セカンド)を超えると、人間の脳には、その切り替え部分がまったくわからなくなってしまうらしい。

iPhoneも、こんな小さな機械なのに、同じように四六時中パラパラしているのである。ちょっとフリックしてみよう。パラパラ、してる気配ゼロ。うーん、すごい。とっても滑らか。この滑らかな動作をもっと楽しむためにある機能が、アニメーションと呼ばれる機能である。原理はとっても簡単。A地点に設置した何らかのビューを、B地点まで、5秒で移動してね。と、指示するのだ(移動アニメーションの場合)。そうすると、iPhone側が、おそらく数百枚に及ぶであろう、5秒分のコマを勝手に作ってくれるのである。

アニメーションの種類は、移動だけではなく、縮小したり、拡大をしたり、透明にしたり、様々な形式に対応している。そのいくつかを同時に組み合わせることも可能だ。ビューの基本機能として提供されているので、ボタンビューでも、イメージビューでも、アニメーションしてくれる。ブンブン移動するボタン、そんなモノも作ることが可能だ。役に立つかどうかはわからないが。

アニメーションと言うと、なにやら美的センスやら複雑な数式やら、そういうものがなければ動かないと思いがちなアナタ。まずはこのアニメーション機能で思いっきり楽しんで欲しい。動くことは嬉しいこと。それを実感できるのが、iPhoneアプリの良いところなのだから。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
アニメーションの実装手順が続きます。

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