テーブルを作ろう

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2011/11/29 17:26 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

ってきました。山。

「WordとExcel、アナタはどちらがお好きですか?」「Wordなアナタは、システム屋以外の仕事が向いています」「Excelのアナタは、システム屋向きです」。さて、アナタの選択はいかがだっただろうか。これは、ワタシが考えた「悩めるアナタの、向いてる職業占い」である。

システム屋という人種は、とにかくありとあらゆるものを、Excelで作りたがる生き物だ。「請求書送ってー」→Excel。これはまだわかる。表が付いていたりするしね。「画面のスクリーンショット送ってー」→Excel。これは逆に親切だ。画像ファイルをバラバラ送るより、ピッタリ並んでるし、キャプション(補足説明)が付いていたりして、見やすい。「議事録送ってー」→Excel。このへんから徐々に一般の方からすると違和感が出てくる。開いてみると、実に見事なレイアウトが組まれた議事録が出てくるのだ。恐るべし、凝り性。彼らからすれば、Wordのゆるっとした感じがむず痒くて仕方がないのである。縦横ピシッとせんかい。わかる。ワタシも、資料に関してのみ、ゆるっとできない質である。

Excelのように、縦横をピシッとするための方眼が付いている書式のことを、スプレッドシートと言う。一般的には、ひとつひとつのマス目(セル)の中に数字を記入して、必要があれば加工、計算を行い、見やすい表を作るための機能なのだが、セルの中にも文字も入るので、「おや?これを使うと、文字の場所を自由に設定することができるな…」とか思ってしまうと、上記のように「なんでもExcelで作る人」が誕生することになる。恐るべしスプレッドシート。

Webの世界では、このスプレッドシートのようなものを、テーブルという機能を使って作る。テーブル。食卓に並んでいるアレ、という意味で覚えたはずの単語と、こんなところでご対面である。日本語で言うと、「表」ですな。部屋というページ上に、テーブルという名の表を置いた。あらオシャレ。そんな感じで覚えておこう。iPhoneの世界もこの考え方が受け継がれていて、表といえばテーブルを使う(iPhoneのテーブルの場合は、縦横両方のマス目ではなく、縦方向のみのマス目になる)。

テーブルのひとマス。これもスプレッドシートと同じで、セルと言う。テーブルのセル。テーブルのセル。あと三回どうぞ。…はい。覚えましたね。ここはクドく行きますよ。ちゃんとわけがあるのです。iPhoneでテーブルを作る場合、テーブルビューというビューと、テーブルビューセルというビューを組み合わせて使うのだ。うむ。書いているワタシがこんがらがりそうだ。テーブルビューというのは、テーブル自体の枠のことで、これ自体を設置しても中身は表示されない。テーブルビューの上に、文字や画像が乗っかったテーブルビューセルを敷き詰めることで、普段よく目にするテーブルというものが完成するのである。

テーブルビューの上に、テーブルビューセルを敷き詰める、ということ。コレ、ちょっと想像しただけでも、すごく面倒な感じがすることにお気付きだろうか。なぜなら、テーブルの行は、下手すると数百行とかに及ぶのだ。これを並べて並べて…としていくのは、ドミノ倒し用のドミノを並べる感じに近い、ちょっとした苦行である。

すっかり不安になってしまったアナタ。大丈夫、ご安心を。テーブルビューセルを並べる専用のプログラムは、予めちゃーんと用意されている。少々問題があるとすると、それでも結構複雑ということ。まあ、無いよりマシ、と思って挑もう。中盤の山、テーブル&セルなのである。ただ、「表組み」というものは、「自由レイアウト」と違った、ピシッとした気持良さがある。スッーっと滑らせたときの美しさは、思わずため息モノである。これはステキだわー。そう思ったアナタは、やっぱり、システム屋向きなのだ。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
テーブルビューの実装手順が続きます。

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