文字を使いこなす

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2011/11/18 12:25 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

ずは必要なことだけ覚える。

「変数」という言葉をご存知だろうか。なんとなーく聞いたことがある、うんうん。そのくらいで充分。この変数、そのまま読むと「変な数」、なので、ワタシの深層心理には、グニャリと数字が溶けているようなイメージが、ずーっと住み着いていたりする。人間ってのは、最初に覚えたイメージを案外忘れないものなのだ。ほらほら、グニャーっとした「3」とか。それが変数だよ〜(読者インプリンティング中)。

実際のところ、こいつの立ち位置は、「変えることができる数」が正解である。なんとも微妙な日本語になってしまったが、変えることができる数があるってことは、要するに「変えることができない数」があるってことで、そっちは「定数」と呼ぶ。一旦俯瞰で見ると、「数」の中で、「定まっている方」と「変わる方」、そういうことなのだ。

数、と言ってしまったが、実は「数字」だけが変数というわけではない。「文字」も変数に含まれるのである。イヤよねえ…こういうの。前にも言ったが、この手のプログラム用語は、日本語として略し方が粗いのだ。数って付いているから、ついつい数字のことだけを連想してしまい、文字型の変数、とか言われると。微妙な違和感に悩まされる。「変えることができる数字や文字のこと」、というのが正解なのだから、「変字」のほうが相応しいのである。どうでしょう?変字。さすがにそれじゃ頭悪そうに見えるのであれば、数字や文字の「値」ということで、「変値」までは妥協する。へんち。なんとも子どもが好きそうな響きじゃないか。

閑話休題。ということで、最初に「文字」の変数の使い方を覚えてみよう。明らかに順序は逆なのだが、文字を自由に使いこなせるようになると、安心感が確実に増すのでとってもオススメなのである。文字、と書いているが、こういう際には「文字列」という表現をするのが一般的である。文字は、「あ」で1個でしょ。だから、「おはようございます」は、文字が9個並んでるわけ。文字の「列」で文字列。ふふっ。わかった?ちょっと年上の優しいお姉さんをイメージしながら覚えていただきたい。

我々が日常生活で当たり前のように使っている「文字列」を、プログラム上で表現するとどうなるか。Objecrtive-Cラビリンスの幕開けである。くれぐれも柔軟な思考で進んでいこう。大丈夫、怖くない。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
NSStringと、文字系の変数の実装手順が続きます。

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