スライダーを作ろう

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2011/11/24 16:18 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

り替えシリーズその3!

「虹の色って何色あるでしょうか〜?」、街の中でこんな質問をされたとする。アナタはなんて答えるだろうか。「いや、ちょっと自分忙しいんで…」、うん。正解だ。路上で突然こんな質問をされたら、誰だってドッキリを疑う。いや、それはそうなのだが。「7色」。これが我々の正解である。

実はこの「虹の色の数」という質問。国によって回答が違うということはご存知だろうか。アメリカやイギリスでは、「6色」。ドイツでは、「5色」。中には「4色」や「2色」と捉えている人々もいるそうな。土地が変われば虹も変わるのである。「わぁ、こんな虹はじめて見たわ」。見上げた空には赤と青の2色の虹がー。…いや、そんなことはない。モノは同じなのだが、表現方法が違うのである。赤と黄色の間を「橙色」と言ったり、青と黄色の間を「緑」と言ったり、色というものは、細かく分けていけばキリがなく分類できるので、より細かい性格の国では色の数が増え、より大雑把な性格の国では色の数が減ったのである(適当に書いてますよ)。「いいんじゃね?もう赤と青ってことで」、細かいことを気にしない人達なのだ。

このような「段階を決められない選択肢」のことを「無段階選択」と呼ぶ。「段階が無い」というのも意味のわからない言葉ではあるが、1・2・3・4・5、という決まった段階を選ぶのではなく、2・3の間も自由に選べるよ、ということである。最近、ソファーのリクライニング機能で「無段階リクライニング」という言葉をよく聞くようになった。これも、「倒せません」、というわけではなく、「自分の倒したい角度に、自由にリクライニング角度を変えられますよ」、という機能なのである。

iPhoneアプリの中で、このような無段階選択を作るためには、スライダーというビューを使う。またまた思い出してみよう。スイッチの場合、設定できる選択肢は「YES・NO」だった。セグメントの場合、設定できる選択肢は「どれかひとつを選んでね」だった。もしアナタが、「ここからここまでの範囲の中で、好きなところを選んでね」という、より「ゆるーい」選択をユーザーにさせたい場合には、スライダーを作ればいいのである。

サウンドのボリューム調整、ディスプレイの明るさ調整、標準アプリの中でも、「設定」アプリのあちこちにスライダーは使われている。「音量:大」「音量:小」や、「明るい」「暗い」なんていうザックリした選択肢にしてしまうと、ユーザーの幅広い趣味嗜好に応えられないので、最大値と最小値の範囲を決めておいて、後はスライダーにお任せするのだ。

設定は上記のように、「最大値はどれくらい」と「最小値はどれくらい」、という、選択の幅を設定と、「今どのくらいの値が選ばれているの」、という、現在の状態についての確認ができるようになっている。最大と最小を示す「画像」の設定をすることができるので、言葉で表現できないような範囲についても、なんとなーく雰囲気を伝えられる。アナタのセンスの見せどころである。目一杯キメてみよう。

そうそう。虹の7色。ワタシの中では「赤・黄色ぽい感じ・緑っぽい感じ・青・紫」の5色となっている。赤外線と紫外線という言葉を知っていなければ、最後が紫である、と言えたかどうかはかなりアヤシイ。ギリギリドイツ派、である。アナタはいかがだろう?


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
スライダーの実装手順が続きます。

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