ピッカービューを作ろう

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2011/11/24 22:56 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

が覚めたら原稿が全部できていた。そんなこと、ないかしら。

iPhoneには実に様々なビューが用意されている。はじめてiPhoneアプリを作ろうと思った人の場合、どんなビューを使うか悩んでしまうほどだろう。ただ、ワタシが思うに。初心者の方々にとって、もっとも使ってみたいビューナンバーワンは、ピッカービューである。

ピッカービュー、ご存知だろうか。ピンと来ない方は、標準アプリの中から「時計」のアプリを開いて、その中の「タイマー」機能を見てみよう。画面中央にデーンと鎮座する、タイマーが終了する時間を選ぶドラム(ぐるぐる回るヤツ)。これが、ピッカービューである。そのスケールの大きさ、その佇まいの迫力。とりあえず、なにはなくとも、これを設置しておけば、「アプリ作ったよ」と言えてしまうんじゃないか、というくらいの存在感がある。

ワタシも、Hello worldを画面に表示できるようになった後、すぐこれを設置してみた。「おお〜、回る回る」、気分がいいのである。「ちょっといじってみたんだけどさ、こんな感じ」、誰かに見せたいのである。正直このビューを使って何をしたいとか、そいうことはまったく無かったので、すぐさま引っ込めることになってしまったのだが、ワタシは毎度アプリの企画が上がる度に、隙あらばピッカービューをアプリに入れよう入れようとしている。それくらい出来がいい。関係者のみなさん、気をつけてくださいな。それ、単なるワタシのワガママですぜ。

ただ、このピッカービューには、ひとつだけ問題がある。今まで紹介してきた、何かを選ばせるタイプのビューと比べると、少々設定が面倒くさい、もとい、ムズカシイのである。やれデリゲートやら、やれデータソースやら、プロトコルやら、配列やら、今まで華麗にスルーしてきた、iPhoneアプリ開発時に出てくる、意味不明ワードランキング上位の単語軍団と正面から向き合わないといけなくなってしまう。カッコイイ機能には、それなりの代償が伴うのだ。

ワタシはこれらの単語を覚えるのを、なるべく簡単な順に進めていこうと思っている。ワタシは自身のブログの中でも、「より簡単な道、より簡単な道」を探して、解説を行なってきた。自分がムズカシイ部分を全然理解していなかったから、というのが正しい理由なのだが、予想に反して、沢山の方々から、「この解説がわかりやすい」というお言葉をいただくこととなった。単純なワタシは、根拠の無い自信を一層深めるわけである。「それいいのだ、楽に行こう」、と。

ということで、ムズカシそうな部分は、今は理解しなくていい。そんなことよりも、まずはピッカービューのダイナミックな動きに酔いしれてほしい。これがiPhoneアプリなのだ。なんだかワクワクするではないか。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
ピッカービューの実装手順が続きます。

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