ラベルで文字を書く

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2011/11/22 21:02 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

像が貼れたら文字を貼る、と。

今回は意外と奥が深い、「文字」のお話をさせていただこう。そう、アナタが今こうして見ている文字のことである。まず、文字とは、画像である。ということをご存知だろうか。なぞなぞみたいになってしまったが、大きく分類すると、文字も画像の一種なのだ。ということ。うーん。まだピンと来ない、という方。書道の時間に書いた文字を、教室の後ろに貼り出したイメージを思い浮かべていただきたい。あれ、同じ文字を書いているけど、全員違う見た目になっちゃうでしょう?上手い人もいれば、下手な人もいる。つまり、全員、同じテーマの「絵」を描いているのと同じなわけ。

コンピューターの世界で、文字という「絵」を作り出しているのが、「フォント」と呼ばれるものである。ヒラギノ明朝、とか、MSゴシックとか、ああいうヤツだ。あの中には、似たような雰囲気の文字画像一式が収められていて、どれを使うかを選ぶことで、「教科書風」とか、「商品ポップ風」とか、「手書き風」とか、まったく異なる雰囲気を表現することができるようになっている。自由テーマの「絵」と違って、文字はテーマが決まっている(田んぼを表現するには「田」というカタチで書け、という感じに)ので、いちいち毎回手で描くのではなく、予め一式セットをコンピューターの中に用意しておこうよ、ということになっているわけなのだ。ありがたやフォント様。

ま、残念というか、致し方ないというか、「英語」のフォントは、たった数十個の文字だけで一式作れるのに対し、「日本語」のフォントの場合、ひらがな、カタカナ、漢字がある。これらをすべて作るとなると、とてつもない数の「絵」が必要になるので、とっても大変。従って、日本語フォントは英語フォントと比べてものすごく種類が少ない。という流れになっている。字でたくさん遊べない。ガッカリな言語なのである。

iPhoneの中で使うことができるフォントも、予めiPhoneの中に用意されている(もちろん、日本語フォントの種類は少ない)。どんなフォントが使えるかは、「iPhone 使えるフォント」で、グーグル様にお伺いを立ててみるか、「Typefaces」のようなアプリでチェックしてみよう。

さてさて。それを踏まえて。iPhoneの画面上に文字を表示させる場合、「ラベル」というビュー(透明フィルム上位種、もう覚えましたね)を使う。もう一つ、「テキストビュー」というビューも使えるのだが、それはまた別の機会にお話しよう。まずは、単純明快、とってもお手軽に使うことができるラベルを覚えてほしい。

設定する内容は、おおまかに言って、「表示する文字列」「文字の大きさ」「文字の色」、そして「フォント」である。おお、フォント。もうバッチリ覚えたぜ。限られたフォントの中から、自分のアプリにもっとも雰囲気が合っているフォントを選ぼう。侮るなかれ、それだけで、アプリの魅力がグンとアップするのだ。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
ラベルの実装手順が続きます。

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