コメントとログ

サルでき.jp > 97.サルでき本 原稿以前 > コメントとログ

2011/11/17 12:47 投稿先 97.サルでき本 原稿以前 投稿者 カワサキ タカシ

度おなじみ、コメントのお話。

プログラミングを教えるときに、ワタシはいつも同じところからはじめることにしている。ステキなアプリを作ることにココロを踊らせているアナタに最初に話すこと。それは、いかにもプログラムっぽい「演算子」や「変数のカタケタ」の話ではない。どちらかと言うと表舞台に上がらない存在、「コメント」と「ログ」の書き方なのだ。

当たり前すぎて、うっかりすると忘れがちなのだが、iPhoneアプリのプログラミングは、英語で行う。「え?それって当然でしょ?」、と思ったアナタは、既に一般常識とやらにヤラれている。実はそんなことは無いのですな。世の中には日本語でプログラミングできるようなプログラム言語も存在していたりするのだ。非常に残念なことに、全体から見ればごくごく一部なんですけど。iPhoneアプリの開発で使うObjective-Cという言語は、英語でできていた。だから今回は英語で書かないといけない。そういう見方が本当は正しい。ムキになる英語嫌いエンジニアのワタシ。

人間様というヤツは、コンピューターと違って非常に忘れっぽい生き物である。特に、それがニガテな英語となれば尚更である。「この部分は画面を赤くする処理の部分で、この部分は青くする部分」、プログラミングしたてホヤホヤの時点では覚えているのだが、3日後くらいにもう一度同じ部分を見ると、そこには、「コレって本当にオレが書いたっけ?」と思いたくなるような、見知らぬコードが並んでいた。なんてことがよくある。

コメントとは、プログラムの中に書く「メモ」のことである。チョイっと印をつけておくだけで、そこに人間様用の「何を書いてもコンピューターから怒られない」メモ欄を作ることができるようになっている。後々絶対自分を助けてくれるので、メモを書くクセをつけておこう。「今日のラッキーカラーは青」、うん。とりあえずそれでもいい。「日本語書いてもいいんだ」ということがわかれば大きな進歩だ。

同じように、人間様を助けてくれる機能がログである。こちらはコメントと違って、プログラムが実行されている途中で、「コンピューターに好きな言葉を言ってもらう」ための仕組みである。いや、別に「愛してます」とか、そういう言葉じゃなく。ボタンが押されたら、「青にするボタンが押されたよー」って言ってもらう、そんな感じで使う。プログラムは1回動き出すと、途中で何が行われているのか案外がわかりにくかったりるすので、ポイントとなる箇所にログを仕込んでおいて、中をスケスケに見やすくするのだ。

あ、そうそう。くれぐれも複数人で作っているときに「ヨーコちゃん好きだー!」とか、その手のログを仕込まないようにしていただきたい。うっかり大勢の前でプログラムが実行されたとしても、ワタシは責任を取りかねる。


※この記事は今度出す本の下書きの下書きです。
※全ボツになることもありますので、番外編としてお楽しみください。

【業務連絡】
コメントとログの画面が続きます。

関連する記事:


Advertisement